
丸いフェイスラインとの相性が良くない
丸いタイプの眼鏡全般にも言えることですが、ボストン型も丸いフェイスラインと合わせるときには注意が必要です。その丸みで柔らかく優しい印象になるのがボストンタイプのメリットですが、そもそもそうした印象を与えやすい丸顔の人には逆効果です。違和感が目立ち、丸みを強調しすぎる、あるいはぼやけた印象を作り出してしまいます。もちろん、フロントやサイドの素材によってある程度印象は変えられますが、選ぶのが非常に難しくなります。 やはり全体のバランスを取れる点で、角のあるフェイスラインであるベース・逆三角タイプと、縦幅を丸く和らげたい面長タイプの方におすすめできる眼鏡です。ただし、ボストンタイプといってもブランドによって形のバリエーションはあるので、シャープなデザインのものを選べば悪い印象を避けられるかもしれません。
素材によって印象がかなり左右される
雰囲気を和らげてくれるボストン型眼鏡は、その素材でかなり印象が変わることも特徴です。フロント・サイドをすべてメタルにすれば理知的に映り、すべてプラで太めにすれば顔の印象をはっきりとさせます。また、それぞれの素材を変えて個性を主張することもできますが、いずれにしても丸みのあるレンズの形に対して素材の特徴が際立ち、場合によっては付けるシーンを選ばなければいけない可能性がでてきます。ボストン型の特徴であるビジネス・カジュアル問わずという特徴を潰さないように、素材を慎重に選ぶか、もしくは適宜付け替えるといった対応が必要になるでしょう。フェイスラインとのバランスだけでなく、付けていく場面と、あなた自身が見せたい印象をしっかりと考えることが重要です。